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うつ病で薬を使わない治療法法!全身を温める「温熱療法」とは?

2017/12/28


体を温める「全身温熱療法」を受けたうつ病患者に、症状の改善が見られたとする研究結果をアメリカのウィスコンシン大学やアリゾナ大学の研究者が発表しました。体を温めてうつ病が改善するとは、とても興味深い研究結果ですね。温熱療法とは一体どのようなものなのでしょうか?

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温熱療法

温熱療法とは赤外線や超音波、マイクロ波などを熱源として、体の1部分や全身を症状や目的に合わせて39〜42度程度まで温める療法です。アメリカでは主にガン治療の補助的な方法とされ、化学療法や放射線治療と組み合わせて利用されています。個人差はあります腫瘍の発達を抑制したりガンの進行を遅らせることが期待できるそうです。

体を温めることでガンの進行が遅くなったりするとは驚きですね。医療先進国のアメリカでは既に使用されているので、日本での使用も今後期待できますね。

ではこの温熱療法はうつ病にどのような効果をもたらすのでしょうか?

うつ病にも効果あり!?

アメリカの研究者たちは温熱療法を受けていた、うつ症状を持つガン患者に、うつ症状の改善が見られたとする報告があることに注目しました。

うつ病の患者でも温熱療法によって治療効果があるかを確認するため、2013年から2015年までにウィスコンシン大学の医療センターを受診し、うつ病と診断された338人の患者の中から、18歳から65歳までの30人を無作為に選び、比較実験を実施しました。

実験前には被験者にうつ病の重症度をスコア化して確認できる「ハミルトンうつ病評価尺度」を受けてもらい、全員が16点以上(中程度以上)となっていることを確認しています。

実験では被験者全員に「全身温熱療法」を受けてもらうと説明し、実際には16人に本当の温熱療法を、14人には温熱療法ではない別の治療法を実施しました。 6週間に渡って治療を行い、1週間おきに「ハミルトン」うつ病評価尺度を受けさせています。

その結果温熱療法を受けた被験者たちはスコアに改善が見られ、温熱療法を受けていない被験者に比べ1週目に6.53ポイントに減少しました。その後も2週目に6.35ポイント、4週目に4.5ポイント、6週目に4.27ポイントと常にに減少していきました。

ただし、実験中に被験者たちが医師から処方された向精神薬を服用するのは禁止されておらず、薬物などの影響は実験結果に加えられていません。 研究者たちは対象数をより拡大して検証を続ける必要はあるとしながらも、「少なくとも、温熱療法は他の治療法に比べ、長期間安全でそれなりの効果が期待できる治療法となるのではないか」とコメントしています。

確かに体を温めるという治療なので、薬による副作用などの心配もなく、長期間の治療を考えるならばとても良い方法と言えますね。まだまだ研究の段階だと思いますが、今後うつ病治療に役立つ日が来るかもしれませんね。

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まとめ

海外に比べ日本の食生活においては、鍋料理など温かい食べ物が多く、また温泉や家庭で日常的にお風呂に入るなど身体を温める習慣がある人種だといえます。

「冷えは万病の元」とも言われているように、体が冷えてしまうのは様々な病気を引き起こす原因となっています。日常的に体を冷やさないように心がけるのは、心身ともに健康に過ごしていくために必要なことなのですね。

暑い夏の時期にはどうしても冷たいものばかりを、食べたり飲んでしまいがちになりますが、暖かい飲み物や、シャワーだけでなく湯舟にゆっくりつかるなど、体を冷やさないように心がけていきましょう。

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