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「歯周病」と「誤嚥性肺炎」の意外な関係!症状と対策はこれ!

2017/10/08


肺炎は日本人の死亡原因の第4位で、肺炎で亡くなる方の94%は75歳以上と言われています。その肺炎の原因に「歯周病」が関係しているのをご存知ですか?意外に思うかもしれませんがとても大切なことですので「歯周病」と「誤嚥性肺炎」の関係について知りましょう!

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誤嚥とは

飲食物を「ゴクッ」っと飲み込む喉の運動を嚥下(えんげ)といいます。この運動が正常に機能しないことを嚥下障害、飲食物が誤って気管に入ってしまうことを誤嚥(ごえん)といいます。

誤嚥性肺炎

細菌が唾液や胃液などと一緒に肺に流れ込み、それが原因で起こる肺炎のことを誤嚥性肺炎といいます。高齢者の肺炎の原因の70%以上が誤嚥によるものだと言われています。

誤嚥性肺炎が発症する原因として、「口や喉にある物を唾液と共に誤嚥する」、「嘔吐などにより、胃液が食べ物などと共に誤嚥する」、この2つに大きく分ける事ができます。これにより細菌が肺に流れ込み、肺の中で細菌が増殖して肺炎を発症してしまいます。

歯周病との関係

健康な方は毎日話したり、食事したりすることで口の周りの筋肉を動かし、唾液の分泌が促されることにより、口の中の浄化作用が行われています。歯を磨いたり、デンタルフロスなどを使用して歯垢を除去することで、口の中の良好な状態を保つことができます。

しかし寝たきりの高齢者などは口の中の浄化作用がうまく機能せず、歯磨きなども十分にできないために、口の中の環境が悪くなってしまいます。歯垢がたくさん歯に増えることにより、細菌が非常に多くなります。細菌がたくさん混ざった唾液を誤嚥してしまうと、気管から肺へと侵入し、誤嚥性肺炎を引き起こしてしまいます。

誤嚥性肺炎を予防する方法の1つとして、口腔ケアが重要視されています。

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被災地と口腔ケア

熊本で大きな地震があり、甚大な被害が出ています。現在も多くの方が避難生活を続けられています。その中で問題とされている1つに、高齢者の誤嚥性肺炎の危険性が高まっていることが挙げられます。水不足や洗面所の数などが原因で、歯磨きが十分に行えず口の衛生状態が悪くなりやすくなっています。特に震災時などは抵抗力なども落ちるため、誤嚥性肺炎を発症し、震災関連死につながる恐れがあります。歯ブラシなど支援物資は届いているのですが、身体が不自由な高齢者など移動が困難な方は、満足な口腔ケアができない状態にあるようです。

予防するために

口の中をきれいにすることで、誤嚥性肺炎のリスクは減少します。特に入れ歯は細菌が付きやすいので、就寝時には外して清潔にすることが大切です。また高齢者は飲み込む力が低下しているので、口の周りの筋肉を動かして鍛えることも重要です。

誤嚥性肺炎を予防するポイントとして、

  • 人と話し、よく笑う
  • 水分をしっかりとる
  • 良く噛んで、ゆっくり食べる
  • 軽い運動をする(歩くなど)
  • 口腔ケアをしっかりする

などがあげられます。

ちなみに

私は阪神淡路大震災を経験しました。避難所生活もおくりました。当時も震災関連死として、高齢者の肺炎が問題となっていました。当時私はまだ若かったので、水や食料を確保することを1番に考えていました。しかし高齢者の方々にとっては、歯をしっかり磨く(口腔ケア)は命に関わる問題であることを知りました。

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