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ノロウイルスの感染経路は食べ物からだった!?出勤停止は厚生労働省により定められている?


秋から冬にかけて食べ物が美味しくなってきますよね!しかし冬に特に頻発するのがウイルス性の胃腸炎です。そのほとんどの原因となっているのが「ノロウイルス」です。感染力が大変強いノロウイルスの特徴や感染する原因を知って、ノロウイルス対策をしましょう!

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ノロウイルスとは?

ノロウイルスは人の小腸の粘膜で増殖するウイルスで、1968年にアメリカ合衆国オハイオ州ノーウォーク(Norwalk)の小学校で発生した集団急性胃腸炎の患者の便から初めて検出されました。地名にちなんで「ノーウォークウイルス(Norwalk virus)」と命名され、2002年に国際ウイルス学会で「ノロウイルス(Norovirus)」と呼ばれるようになりました。

ウイルスの特徴

ノロウイルスは年間を通して感染し胃腸炎を起こしますが、特に冬季を中心に猛威をふるいます。年間の食中毒患者の約半分はノロウイルスによるものですが、そのうち約7割は11月~2月に発生しており、この時期の感染性胃腸炎の集団発生の多くはノロウイルスによるものと考えられます。

ノロウイルスは熱に弱く、85度~90度で1分30秒以上加熱することにより、ウイルスは感染力を失うとされています。

ノロウイルスは手指や食品などを介して経口で感染し、人の腸管で増殖し、嘔吐・下痢・腹痛・微熱などを起こします。感染力が強く集団発生を起こしやすく、特に子供や高齢者は重篤化することがありますので注意が必要です。またノロウイルスにはワクチンがなく、治療は点滴などの対症療法に限られます。

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ウイルスの感染経路はこれだ!

ノロウイルスの感染経路として、以下の3通りの経路が主なものです。

  1. ノロウイルスに汚染された生牡蠣や貝類を、しっかり加熱しないで食べた場合
  2. ノロウイルスに感染した人が、十分に手を洗わずに調理することにより食品が汚染され、その食品を食べた場合
  3. ノロウイルスを含む糞便や吐しゃ物を処理した際に手についたウイルスや、きちんと処理できなかったウイルスが口から取り込まれた場合

ノロウイルスは汚染された食品や便、吐しゃ物に接触した手を介して感染する「接触感染」、吐しゃ物などからの飛沫を吸入して感染する「飛沫感染」、吐しゃ物や糞便の処理が適切に行われなかったために、残ったウイルスが空気中に舞い上がり吸入して感染する「空気感染」により、人から人へ感染していきます。

引用元 http://www.city.sapporo.jp

上記のように、感染する経路が「接触」「飛沫」「空気」と、私達がウイルスに感染する機会が多いことが分かります。このことからも感染力が強い原因になっており、特に学校など集団で生活している場所では注意しなければいけませんね。

ノロウイルスの症状

ノロウイルスの潜伏期間は24~48時間で、主な症状は吐き気・嘔吐・下痢・腹痛・頭痛・発熱・悪寒などです。通常2~3日ほどで回復します。感染しても全員が発症するわけではなく、発症しても風邪のような症状で済む人もいますが、このような感染者からも感染が拡大していくので注意が必要です。また抵抗力の衰えた高齢者では、脱水症状や体力の消耗により重篤化し、ひどい時には死に至る場合もあります。症状が回復した後も1週間ほどは糞便にウイルスが残っていますので、2次感染に注意が必要です。

下痢や嘔吐が頻繁に起こるため、脱水症状が起きやすくなります。こまめな水分補給を心がけましょう。

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出勤停止が厚生労働省により定められている?

毎年冬に猛威をふるうノロウイルス。学校での集団感染が問題となっていますが、大人の感染も多いのが特徴です。ノロウイルスに感染してしまったら「出勤停止」です。二次感染を防ぐためには当然ですね。

しかしいつから出勤すればよいのか迷っている方、休めないから無理にでも出勤している方もいらっしゃると思います。ノロウイルスに感染した場合に最も大切なことは「感染の拡大を防ぐ」ことです。いつから出勤してもよいのか、感染期間と完治の判断基準を知りましょう!

ノロウイルスの感染期間

ノロウイルスの潜伏期間は24~48時間で、症状が出てから一般的に2~3日で回復します。しかし発症後3日間は感染力が非常に強く、発症から1週間程度は感染力が残っていますので注意しましょう。(下痢や嘔吐の症状が治まっても、体内にノロウイルスが残っていて、便として排泄し続けています)

引用元 http://www.kantoh.johas.go.jp

症状が治まったからといって、安心して出勤するのは危険だということですね。それではいつから出勤しても大丈夫なのでしょうか?

いつから出勤しても大丈夫なの?

感染の拡大を防ぐためには、やはり万全を期したいものです。感染後5日から1週間は自宅で療養するほうが良いでしょう。ノロウイルスには抗ウイルスワクチンがありませんので、体内から排泄されるのを待つしかありません。

基本的な目安としては下痢や嘔吐などの症状が消えてから48時間が感染期間だと考えられています。しかしその後も体内にはノロウイルスが残っている可能性がありますので、日数で判断することは避け、医療機関などで検便などの検査を行ない、治癒証明書を発行してもらいましょう。学校や会社によっては治癒証明書の提出を義務づけている所もありますので、確認しましょう。

感染時の出勤停止期間は定められていない!

ノロウイルスに感染した場合、法律による出勤停止期間は定められていません。それは学校にも当てはまります。ただし会社や学校によっては、ノロウイルスに感染した場合の出勤停止期間が定められている場合もありますので、確認しましょう。

集団感染を防ぐために「ノロウイルスの感染力は非常に強い」ということを認識しておきましょう。仕事を休めないからといって出勤し、集団感染を引き起こしてしまっては元も子もありません。嘔吐や下痢の症状がある時は出勤を控え体を休めましょう。

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ノロウイルスの感染を予防するために

ノロウイルスは「接触」「飛沫」「空気」と全て口を介して感染します。大人が感染するケースとして、ほとんどが「感染した人の世話をする際に、吐しゃ物や便に触れてしまった」ことによります。具合の悪い人を介抱するのは当然ですが「この人、ノロかな?」と思ったら以下のことに気をつけて対処しましょう。

  1. 吐しゃ物や便を処理する際には、使い捨てのビニール手袋・マスクを着用する
  2. 使用した手袋やペーパーなどは、ビニール袋に入れて密封しすぐに捨てる
  3. 床を掃除する時に塩素系の洗剤を使用する
  4. 処理が終わればすぐに石鹸を使って爪の中までしっかりと手を洗う。手を拭く時は使いおきのタオルではなく、使い捨てのペーパーで拭く
  5. エタノールなどで手を消毒する

吐しゃ物や便の処理が不十分で、乾燥したウイルスが空気中に浮遊し「空気感染」してしますケースもありますので、しっかりと処理をすることが大切です。

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まとめ

  • ノロウイルスの感染経路は「接触感染」「飛沫感染」「空気感染」の3つで、すべて口を介して感染する
  • ノロウイルスの潜伏期間は1~2日で、発症後3日ほどで下痢や嘔吐などの症状は回復する
  • ノロウイルスに対する抗ウイルスワクチンがないため、対処療法に限られている
  • 症状が治まっても1週間ほどはウイルスが体内にいるので感染力が残っている
  • 法律では出勤停止期間は定められていない

ノロウイルスに感染しないために、まずはその感染経路を知っておくことで予防対策ができます。万が一感染してしまった場合にも対処方法を知っておくことはとても大切ですね。正しい知識と対処法でノロウイルスに負けずに冬を乗り切りましょう!

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